28日目
28日目は、陰と陽について。
ここ半年でだいぶ身近になってきた言葉です。
今日は先輩とこんな話をした。
陰と陽って聞いてイメージするのは
中国風の勾玉。
円がS字に分割されていている白黒のあれ。
そのイメージが強かったので、
陰と陽は半分に別れるものだと思ってた。
けど、全てのことは宇宙というスペースに在ると考えた時に、陰と陽といったら、陽は太陽。その周辺、太陽光が物理的距離又は何らかの物体によって届かなくなる場所が陰となるわけだね。
そうなると、陰と陽は半分ずつの存在であるというよりも、陽は限りあり、陰は限りない存在というように考えられる。
「陽性」はたいてい
暖かい・密度が高い・凝縮されている・どっしりとそこに在る、というような意味をさし
「陰性」はたいてい
冷たい・密度が低い・拡張されている・ふわふわと移動している、というような意味をさす。
インフルエンザの検査の時なんかは、陽性だとポジティブで良い意味そうだから「かかってない」っていう意味なんだろうなーなんて思っていたのだが、陽性は「インフルエンザにかかっている」という意味。インフルエンザウイルスが在ります、っていう意味だったんだね。
ああ昔からみんな宇宙のとこを考えていたんだ、なんて思って。
勾玉は、黒の中に白い丸、白の中に黒い丸があるんだけど、あれは陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があるということを指しているらしい。
太陽の黒点と、闇に浮かぶ鏡みたいな感じなのかな(セーラームーンのような話になってきたな。)
それで、陰と陽の間には龍という概念があるらしいのだ。
龍は、陰と陽を行き来できるバランサー、調和を取る存在だそうで。
この龍の話はググってもあまり出てこないので、また今度先輩に話を聞くこととしよう。
これまで人々は、宇宙での現象を地球上で起こるあらゆる現象に当てはめて理論を作ってきたのだなぁとなんだかぼんやり考えていた。
先輩は、
私は陰で超宇宙的だ。
みずきちゃんは、龍だと思う。
と言った。
昔からおっかない象徴として
物語に描かれてきた龍のことが、気になる。
自分のことを、
中学生ごろからパイプみたいだとかなんとか言ってたのを思い出した。
まあ、あながち間違ってないかもしれないな。
龍、君にはちゃんと居場所があるのかな。
帰る場所があるのかな。
それが気がかりです。
まあでも、帰る場所は、作っていくしかないよ。
龍、君はきっとどこでも眠れるんだろうね。
そして空が好きだよね。
空では眠れないけど。
龍も良い夢を。
おやすみ。