2日目
2日目は、寝起きについて。
私は松浦弥太郎さんの本がけっこう好きで、
来年フリーターになることだしと思って
新しくもう一冊本を買った。
これ。『もしぼくがいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある』
(https://www.amazon.co.jp/dp/B01D06QLDK/ref=cm_sw_r_cp_awdb_IV7Kzb3S3NJBR)
なんとなく、25歳という年齢的にもピンときて
ここらでいっちょ読んでおくか、という気持ちだったのだが、読み進めるなり"早起きの習慣"や"出社時間"に関する記述が襲いかかってきた。
「今、『暮らしの手帖社』という会社にいるぼくは、いろんな人を観察できる立場にあります。毎朝、始業の2時間くらい前には出社するのですが、見ていると、新入社員はまじめですから、ほかの社員よりも早く来て整理などをしています。そんな新人を見ると、えらいなあと感心するのですが、残念なことに長続きしないのです。人より早い出社を5年、10年と続けていれば、どれほど信用度が増すかと思いますが、3年くらいでみんな、ほかの社員と変わらない時間に来るようになっています。」(p.28)
まず、この"会社"という規模感が自分の経験値とマッチしないため、始業の2時間前????人より早い出社を3年????と理解が追いつかないのが正直なところだが、(こういう価値観の人が世の中には多くいるのかと思うとぞっとする)
早起きの話になると非常にげんなりするのである。
早起きとか以前に、寝起きの頭の鈍い痛みとか、体の動かない感じとかが、『怠惰』という言葉で本当に済まされることなのか、長いこと疑問に思っていた。
午前の約束は、仕事でない場合だいたい定刻ピッタリか間に合わないかなので、私の友人は確実に"時間にルーズ"という印象を持っていると思う。それでも遊んでくれるから感謝している。
でも思い返してみると、午前に限らずそういうこともあるので、そもそも時間という観念に弱いという可能性もある。過集中の気があって、何かしてるとアッという間に時間が過ぎていたりするのも原因の一つかもしれない。
が、寝起きの話に戻る。
私は、かなりの低体温である。
35度6分が平均体温で、末端冷え性のような症状はないけど、どうやら内臓がかなり冷えているらしい。
で、最近その「低体温」と「寝起きの悪さ」の因果関係を指摘してくれたのが、先輩のひろさんでなのある。
ひろさんは驚くほど優しく、
私が朝イチのヨガに行く約束に寝坊した時
「一緒に体温上げていこうね」
と言って、一緒にタンポポコーヒーを買いに行ってくれた。(タンポポコーヒーは、体を温める作用がある。)
「寝起きの悪さ=意識の問題」
という角度じゃない対応に私は驚いた。
涙が出そうになった。
彼女は、薬膳栄養学を学んでいて、
身体の仕組みを熟知しているから
そんな風に声をかけてくれた。優しくしてくれた。
母親、父親さえ単純に「だらしない子」
と思っているに違いないのに、
そういう見方をしてくれる人が現れたのはものすごく救いだなと思う。
低体温って要は、免疫力とか基礎代謝が平均よりも極端に低いということなので、私が風邪を引いたり熱を出したりしやすいのもそこに起因している気がする。毎年、予防接種打っても必ずインフルエンザにかかるし。
(そして弥太郎さんの本の目次を見ると『風邪はひかない』なんて書いてある。読むのが怖い。)
すーぐ眠くなるし、頭が冴えないと感じる日も多いし、これって本当に低体温の症状なのでは...という心当たりがありまくる。
そんな、自分のメンタルをどうやってたたき直せばいいのかなと思ってたのが、生物学的に証明されてることだと24歳になってハタと気付いたということだ。
早起きとか習慣の美学は人それぞれだが、とにかく私は体温を上げたい。それで、何かが変わったら嬉しいなと思う。
なんだったら脳解析もして、弱い能力の部分を科学的に証明してくれとも思う。
「温活」としては、タンポポコーヒーを飲む、湯に浸かる、発酵食品を摂る、という3つを意識してゆっくりやっていきたい所存である。
ちなみに今、体温測ってみたら36.9だった。
熱あるやん...。
今日寝起き頭痛かったのはそのせいかもしれない。
...と、身体の声を正確にキャッチするのには、
もっと動物回帰の鍛錬が必要なようだ。
今後は、ブログの最後に体温も記録していく。
生涯のパフォーマンスが良くなると信じて。
36.9